ウニノミクス:海の生息環境を再生し、より住みよい世界に

ウニノミクスは、バランスを崩した海を活気に満ちた生態系に戻し、私たちの地球だけでなく、最終的には、私たち人間にも恩恵をもたらすことを目的としています。

 増殖したウニを除去することで、ウニによって磯焼けした藻場を壮大な海藻の森に戻す手助けをしております。 除去されたウニは、大切に畜養され、のちに世界中のレストランで高級シーフードとして扱われます。

 地域復興と海洋資源の再生を同時に実現できる前例のない畜養事業を通し、海の生態系を荒らすウニを、一年中供給が可能な価値ある水産品に変えようと弊社では取り組んでおります。

 ウニノミクスの手法を用い、海藻の森を再生し、多くの海洋生物を個体数や多様化などの面で支え、また大気中の二酸化炭素吸収を促進します。

それと同時に世界各地の沿岸地域での安定した正規雇用の創生につなげることを目指しております。

経緯と課題

沿岸に生息する海藻の森は、魚や他の海洋生物にとって貴重な栄養源の宝庫であり、子育ての場でもあります。また、二酸化炭素吸収のための地球上最も重要な資源でもあるのです。

しかし、現状は、熱帯雨林の4倍の速さで消滅しているということをご存じでしょうか。

海のほとんどの植物は、海藻の森や浅瀬に生息しています。地上の植物バイオマスと比べると、その数はたった0.05%ほど。しかし、ほぼ同量の二酸化炭素を吸収します。(2008年 Bouillon 他、2007年 Houghton)

捕食種の乱獲やその他の人間による活動がウニの急増を促します。

それは、生態系の多様化を維持するバランスを崩すことを意味しています。

これまでは、ほ乳類や捕獲種によって、ウニの数が自然に一定数を保たれていました。しかし、これらの捕獲種が減少するにつれて、ウニが海藻の森を埋め尽くし、健全だった生態系が磯焼けにより砂漠化しております。

餌となる海藻を食べ尽くしてしまうと、ウニは餌がなく、やせ細っていき空のウニとなります。

身の詰まっていないウニは漁師にとって商用価値がなく、また、栄養素の少ないウニは捕獲種にとっても魅力がなくなります。そして、天敵のいなくなったウニは、これまで豊かだった沿岸の生態系を支配してしまうのです。

解決策

弊社では、ウニノミクスを通して、私たちが直面している生態系や経済へのマイナス効果を、自然界が元来持つ力を活かしつつ食い止めることに力を入れております。

 この過程をより効率よくするため、長期にわたり独自の技術を開発してきました。

旨味成分をたっぷり含むコンブは、持続可能な方法で採取され、ウニの餌の重要な原料となります。そのコンブを配合した餌を、弊社のレースウェイ型陸上畜養設備で空のウニに与え、身の詰まったウニに育てます。餌は100%植物性で、ホルモン、抗生剤、動物性原料は使用しておりません。

 現在は、この開発の最終段階にあり、世界各国で活躍しているシェフの期待に沿った「うに」に成長するよう餌の原料配合調整をしております。

「うに」は、バターのように甘じょっぱい味で、クリーミーでもあり濃厚な粘りけがあります。マイルドなキャビアが好きな方には、楽しんでいただけるでしょう。

 弊社では、ブランディングや経営ノウハウとこの独自技術を融合させ、みなさまのお手元に「うに」を届けております。

 新たな報酬制度と更なる改良技術を連携させ、仕組みを理解することで、急増するウニを除去し高級水産品に変えることが可能です。さらに、海藻の森の再生、魚や海洋生物の多様化、二酸化炭素吸収の手助けにもなるのです。

 また、社会的観点で見ると、沿岸地域では安定したやりがいのある職が生まれ、私たちのパートナーは有利な投資機会を得られます。

 私たちの地球だけでなく、私たち人間にも恩恵をもたらすプロジェクト、それが弊社のウニノミクスです。

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担当:日本事業推進 山本雄万
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